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10年以上使用したユニフレームのファイアグリルからソロストーブのレンジャーに買い替えたワケ

焚き火って最高ですよね。焚き火の煙がでなかったらもっと最高なのにって感じたことはありませんか?ソロストーブのレンジャーなら煙のない焚き火が実現できるんです。10年以上使用したユニフレームのファイアグリルからソロストーブのレンジャーに買い替えた私が、買い替えた理由と1年間使ってみた感想、買う前に把握しておいたほうが良いデメリットも含めて紹介します。

 

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買い替えた理由

その1:より上質な時間を過ごしたいから

ユニフレームのファイアグリルは名作と言われているだけあって、非の打ち所がなく最高の焚き火台です。ファイアグリルの魅力は別記事で紹介しています。

ではなぜ買い替えたのか。それは私の焚き火をする目的が「炭火で肉を焼きたい!ついでに焚き火で楽しむ」というものから、「焚き火でより上質な時間をすごしたい」というものに変化したためです。火のゆらぎ、風にそよぐ葉の音、川のせせらぎ、ぽかぽか太陽を感じながら日常の疲れを癒す、そんな時間が私は大好きです。

もちろんファイアグリルでも焚き火はできます。しかし、ソロストーブの上質感は圧倒的です。原始的な焚き火と二次燃焼を利用し煙を出さないといった最新技術の融合から生まれた焚き火台。快適な焚き火をする以外の余計な機能を削ぎ落とした機能美が上質な焚き火時間を生み出します。

その2:煙が嫌いだから

焚き火に付きものなのが煙です。目に染みるし、洋服、身体や髪の毛、テントやタープ、全てにニオイが付きます。煙を避けてチェアを設置しても、風向きが変わってまた自分のほうに煙が流れてくる。つらいです。

宿泊込みのキャンプの場合はお風呂に入ります。多くのキャンプ場は温泉や銭湯まで車移動ですが、キャンプでは昼間からお酒を飲むことが多く、飲酒運転を避けるために先にお風呂に入ってから夜に焚き火をすることが多いです。つまり、お風呂に入ったのに煙で燻される。つらいです。

煙が風にのってお隣さんを燻しちゃう。日常から離れるために焚き火をしているのに、キャンプ場のお隣さんに煙が流れないように配慮する矛盾。つらいです。

これらを解決してくれるのがソロストーブです。ソロストーブは適当に薪を投入するだけで煙が2次燃焼するため、あの独特なニオイのある煙がでません。一般的な焚き火台で煙がでないようにするには燃焼効率を上げればよいのですが、燃焼効率を上げるためには焚き火台の薪の位置を都度調整しなければなりません。これが焚き火の醍醐味でもありますが、ずっと行うのは正直ちょっとめんどくさいです。

 購入前に把握しておいたほうがよいデメリット

もちろんデメリットもあります。私はメリットとデメリットを比較した際に圧倒的にメリットが上回るため使用しています。私が感じるデメリットは下記のとおりです。

その1:大きく重い

畳んで小さくなるならまだしも、大きいのに畳めません。畳めないことで耐久性は非常に高く、一生ものになると思います。ファイアグリルが10年以上の耐久性なら、レンジャーは20年以上ではないかと思える作りとなっています。ただ一方で保管場所や車への積載など考えるとなかなか不便です。

レンジャーのサイズは直径約38cm、高さ約32cmです。ファイアグリルの収納時の大きさは縦横約38cm、高さ7cmです。縦と横の長さは同等ですが、高さが約4.5倍もあります。数字上はそんな程度かと感じますが、縦×横×高さのいずれの方向にも大きいため体積が大きく、実物は数値以上の大きさを私は感じます。車載時の占有率ですが、ざっくりSUVの荷台の高さの半分、幅の3/1、奥行きの1/2程度のスペーズが必要です。

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重さは約6.8kgです。ファイアグリルが約2.7kgなので、なんと約2.5倍です!4人用テントよりは軽いですが、我が家のしっかり目のチェアやテーブル、ツーバーナー、2人用テントより重く、コットン生地のタープぐらいの重さがあります。焚き火台がテントの次に重いって異常です笑

以上のような大きさと重さのため、女性1人では運べなくはないですが、少し大変かな?という感覚です。

その2:ロースタイルに不向き

キャンプ道具を収納するスペースにも限りがあったため、我が家はロースタイルでした。ロースタイルというのは地面に近いところにテーブルやチェアを設置するキャンプスタイルです。つまりテーブルやチェアの脚が短く、キャンプ道具も必然的にコンパクトになります。

ロースタイルとファイアグリルの相性は最高です。ファイアグリルが比較的地面に近いため、炎ががとても近く感じられるからです。一方でロースタイルとソロストーブレンジャーとの相性は最悪です。レンジャーは長い円柱状をしており、炎の周りを金属の壁が囲っているため、ロースタイルだと炎が全く見えません。初めてロースタイルでレンジャーを使用したときは、この想定外の出来事と自分のあほさに笑っちゃいました。

感想 

人によっては購入を躊躇するようなデメリットを挙げました。事実、万人受けする焚き火台では無いと思います。しかし私はキャンプスタイルをわざわざローからハイに変え、キャンプのたびに重いレンジャーを車に積載しています。そこまでする魅力がレンジャーにはあります。

これまでは「キャンプに来たから焚き火をする」感じでしたが、ソロストーブを使うようになってからは「焚き火をするためにキャンプをする」ようになりました。それぐらい使いたいと思わせる焚き火台なのです。ぜひ一緒にソロストーブレンジャーを使って、最高の焚き火時間をすごしませんか。

ネットで購入するときの注意点

私が購入した2018.12時点ではレンジャーがアメリカで発売されたばかりで、国内販売されていませんでした。個人輸入したのですが本体+スタンドのセットで約226ドル、税関で消費税10%、配送費で約147ドルの合計で43,000円程度かかりました。今ならアマゾンで2,3回クリックするだけで、安く購入できるので本当におすすめです。

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注意点としてアマゾンには並行輸入品が多数出品されています。並行輸入品は正規の保証が受けられないなどのトラブルが考えられます。正規取扱店ならば初期不良や、なにかトラブルがあったときにもしっかり保障が受けらるのでおすすめです。また品名に日本正規品という記載があるにも関わらず、並行輸入品を販売していそうなショップも多くみられました(実際購入して確かめたわけではないですが、お店の取り扱い製品などから判断すると怪しいです)。アンプラージュインターナショナルは大変わかりやすいソロストーブのブランドサイトをもつ正規代理店です。アマゾンで購入する際はアンプラージュインターナショナルからの購入をオススメします。

補足ですが、レンジャーキットの「キット」は「本体+スタンドがついている」という意味です。写真でいう本体の下にある直径が一回り小さいところがスタンドになります。スタンドがないとキャンプ場の芝生を熱で痛めてしまいますし、直火禁止のサイトでは使用しにくいため、本体+スタンドがついているキットの購入をオススメします。

アマゾン

楽天 

楽天ならポイント分が安く購入できるため、さらにオススメです。